妄想する・語る・・・ただそれだけ。

25年前の記憶、理想、妄想を交えながらタカラヅカに関する勝手なことを綴ります。アホなおばさんが言ってると思って生暖かく・・・。

\\\\今更エリザの新人公演を語る。

前回より長期間放置。
もうここに書くことは無いだろうな、そういう思いでいました。


でも、今更ですが、今回だけはどうしても書きたい。誰も読んでいなくても。


思いの丈、ここにぶつけます。
なので文章は勢いで書いています。。あしからず。


エリザベートでありちゃんにとって最後の新人公演での主演。
2年間、ずっと主演から外れていたので配役発表の時は嬉しさと安心感がハンパ無かったです。


それと同時に心配も。
本公演で役替わりなので、三役のの台本を頭に入れていないといけないわけですから。
でも今までも明日海さんとか柚香さんも立派にされた。ありちゃんも出来る!
★余談ですがこのお3人、皆中卒という共通★


ムラの本番、ありちゃんや良さでもあり弱点でもあるあどけなさが出てしまったものの、歌は迫力満載、色気のある素敵なトートを演じていました。
本人は悔しい、とおっしゃっていましたが、あともう一回ある!


そして東京公演。
初日からのルドルフは元気でした。
ただ、エルマーになってから持ち前のパワーが無く、その数日後には声の調子が悪そう、という知人からのメール。


よりによって新人公演の数日前というこの時期・・・・・。


当日の昼公演、やっぱり本調子じゃない。
観劇したら声がひっくり返ったりかすれたり。
夕方の新人公演のトートが控える中、必死になっている姿を見ていると胸が締め付けられそうだった。
その状況を春海さん、蓮さんがフォローしてくださっていたように感じます。


18時半、新人公演開演のありちゃんのアナウンスが流れました。
客席から祈りました。無事に乗り越えてほしいと。


鬘やメイクは大劇場の時よりもかなり改善されていて、おお!!と思いましたが、やぱり声が・・・。


声が出ないのは昼公演で分かっていたので、とにかく乗り切ってほしい。
ただ、いつも全力で進む方なので、ここで無理したら今後のことに影響しないのか、とか、途中で声が出なくなってしまうのでは、とか。


所々かすれる部分もありましたが、それを忘れるくらいの迫力。
特にミルクのシーンは心が震え、愛と死の輪舞もただ上手く歌うだけではなく、歌で演じていて心情が伝わり、熱いものを感じました。


そして最後の昇天直前の抱擁シーン。
表情と所作には感動しかなかったです。


終演の挨拶では声が完全に声がかすれていました。
泣くのを我慢して声を絞り切るかのように思いを語るありちゃん。
私は号泣してしまいました。


出は声を出せない代わりに深々と頭を下げて帰られました。


終わった後は正直「休演」が過ぎった。
翌日は公式の配信を9時から11時くらいまで10分おきくらいにチェックしていたような気がします。
休演はありませんでしたけど2回エルマーを観劇しましたが、セリフは声があまり出ておらず、恐らく吹き替えと思われるセリフがありました。
でも歌は自力。(ここは意地ととプライド?)


そして休演日を1日挟み、火曜からのルドルフ。
その翌日を見てまいりました。前より表現力が増した魅力的なルドルフ!!
泣きながら見てしまいました。
声も復活、あの状況からの回復力は若さですかねw


ありちゃんご本人は勿論そうだと思いますが、見ている私も完璧な体調だったらどんなものになっていたのかな、というのが本音です。


でもあの状況で乗り切り、慢心することなく周りに感謝するありちゃんを応援できることを本当に幸せに感じました。
あの新人公演の空間にいた時の不安や幸せ、良いことも悪いことも全て一生忘れられないと思います。


アルカディアの時も相当泣きましたが、そんなの比じゃないです。


ありちゃん、新人公演ご卒業おめでとうございます。
これからは客席から下級生を見る立場なんだと思うと不思議な感じがします。


これからも全力で応援すること誓います!!